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春選抜

 第80回記念選抜高等学校野球大会(3月22日から13日間・甲子園球場)の組み合わせ抽選会が14日、大阪市の毎日新聞大阪本社オーバルホールで行われ、出場校の対戦相手が決まった。36校が出場する今大会は、例年とは違い1回戦が4試合、2回戦が16試合と組み合わせ表がやや変則的となる。

 総合力が一歩抜けていると見られている常葉菊川高(静岡)と横浜高(神奈川)が同じブロックに入ったことで、大会の行方は混沌としてきた。2校以外では関東大会準優勝の慶応高(神奈川)をはじめ、近畿地区から選出された東洋大姫路高(兵庫)、智弁和歌山高(和歌山)などの評判が高い。また組み合わせを見ると、履正社高(大阪)も勢いさえつけば一気に上位まで進出できる力を持っている。投手のいい沖縄尚学高(沖縄)などの九州勢や、ゲーム運びのうまい千葉経大付高(千葉)も不気味な存在だ。また、昨年の常葉菊川高のように甲子園練習以降、急激に調子を上げてくるチームも出てきそうだ。
 今大会の見どころを4つのブロックに分けて探ってみたい。



【Aブロック】開幕試合に21世紀枠が登場

 Aブロックには古豪と新鋭が集まった。リニューアル甲子園の開幕試合は、昨秋の道大会を制した駒大岩見沢高(北海道)と21世紀枠の成章高(愛知)の対戦。昨夏の甲子園、昨秋の神宮大会とともに初戦で敗退した駒大岩見沢高は全国で勝つ難しさを実感した。『ヒグマ打線』で知られる同校だが、エースの板木勇幸がいかに失点を少なくするかがポイントとなりそう。成章高は小川泰弘と丸山亮太のバッテリーにすべてがかかる。大会そのものの流れを決める開幕戦だけに、駒大岩見沢高・佐々木啓司、成章高・糟谷寛文の両ベテラン監督がいかに選手を落ち着かせるかも見ものだ。この勝者は2回戦で近畿大会準優勝の平安高(京都)と対戦する。中国王者・下関商高(山口)に挑むのは、悲願の甲子園初勝利を目指す履正社高。三村庸平、石井禎章ら豊富な投手陣で、中国大会で3試合サヨナラ勝ちした下関商打線を勢いづかせないようにしたいところだ。小松島高(徳島)は鳴滝拓馬から井内学への継投が自慢。一方の聖望学園高(埼玉)は公式戦1試合平均11個以上の奪三振を誇る大塚椋司を擁する。一昨年夏ベスト4の鹿児島工高(鹿児島)は選抜準優勝の経験がある水戸商高(茨城)との対戦。この試合も内村尚弘と若杉良平という絶対的なエースを擁する両チームだけに、どちらが先に相手投手を崩すかがカギになりそうだ。



【Bブロック】地区大会優勝校5校が集う激戦区

 地区大会優勝5校に加え、国体優勝の今治西高(愛媛)や3年連続出場の北大津高(滋賀)などが集まり、最激戦ブロックになった。
 1回戦は東北高(宮城)と北大津高の対戦。投打にわたってハイレベルの好試合が期待できそう。この勝者が2回戦で優勝候補の一角を占める横浜高と対戦するのも楽しみだ。連覇を目指す常葉菊川高は九州大会優勝の明豊高(大分)との顔合わせ。昨年の優勝を経験している左腕・戸狩聡希にとっても、明豊打線は気が抜けないだろう。関東大会ベスト8ながら、ダークホース的な存在なのが千葉経大付高。エース斎藤圭祐や主将の内藤大樹など甲子園を経験している選手が多いのが心強い。対するのが初出場の興譲館高(岡山)。持ち味の粘りが大舞台でも発揮できるか。長野日大高(長野)と今治西高は投手を中心にした守りが生命線で、似通ったチーム同士の緊迫した試合が期待できそう。



【Cブロック】平生、佐藤ら右の好投手がひしめく

 宇治山田商高(三重)や東洋大姫路高など右の好投手を擁するチームが集まったCブロック。
 1回戦は21世紀枠の安房高(千葉)と城北高(熊本)の対戦。城北高のエース・村方友哉は秋の公式戦で75回を投げて、与えた四死球が19と抜群のコントロールを誇る。対する安房高もエース佐野公亮の安定感が光る。この勝者が大会屈指の速球投手・平生拓也のいる宇治山田商高と対戦する。近畿大会優勝の東洋大姫路高は希望枠の一関学院高(岩手)との一戦。一部では不調と噂される東洋大姫路高の本格派右腕・佐藤翔太だが、大舞台に強い選手だけに本番までにはきっちり合わせてくるだろう。一関学院高は守備力を評価されてはいるが、沼田尚志監督は打のチームとの認識を持っている。公式戦で三塁打6本を打った菅原義信ら俊足の選手が多く、佐藤との対戦が興味深い。鳥取県勢12年ぶりの勝利を目指す八頭高は公式戦を1人で投げきった右腕・平木良典のピッチングが生命線。対する宇都宮南高(栃木)も安定感抜群のエース・山井佑太に全幅の信頼を置いている。校名変更後初めての甲子園となる丸子修学館高(長野)は智弁和歌山高との対戦となった。下村尚之、竹内崇馬の継投で戦ってきた丸子修学館高が、坂口真規を中心とする強力打線をどう抑えるかがポイントになりそう。



【Dブロック】強豪と伏兵入り混じり混戦が予想

 慶応高(神奈川)、明徳義塾高(高知)らが入ったDブロックだが、伏兵的存在も多く混戦が予想される。
 1回戦は明徳義塾高と関東一高(東京)の対戦。両校は21年前の59回大会1回戦で対戦した因縁のカード。この時は関東一高が3対1と勝利し、そのまま準優勝まで駆け上がった。一方の明徳義塾高はこれが甲子園で唯一の初戦敗退。当時阿部企業の監督だった馬淵史郎監督もそのことを強く意識している。勝者は左のスラッガー・井藤真吾を中心に長打力のある中京大中京高(愛知)と対戦する。敦賀気比高(福井)と天理高(奈良)の対戦も実力的には双へきだ。敦賀気比高の2年生左腕・山田修義は先輩の内海哲也(巨人)そっくりの投球フォームからの大きなカーブが武器。地味な印象ながら、総合力では近年で一番高い天理高がどう山田を攻略するかに注目だ。只野尚彦、田村圭のダブルエースを中心に優勝候補にも挙げられる慶応高。対する21世紀枠の華陵高(山口)も中国大会でベスト4に進出した実力がある。ロースコアの展開に持ち込めば面白い試合となるかもしれない。県勢初の3季連続出場で甲子園経験者が8人残る聖光学院高(福島)は、9年前の優勝校・沖縄尚学高との対戦となった。防御率0.88の東浜巨、大型左腕・上原亘を擁する沖縄尚学高相手に、昨春初戦敗退の経験を生かせるかがカギになりそう。また、9年前のエースだった沖縄尚学高・比嘉公也監督の甲子園初さい配も楽しみだ。
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by fohki1 | 2008-03-15 00:13 | 時事ニュース
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